外耳炎とは
鼓膜の手前を外耳と言い、ここに炎症を起こすことが「外耳炎」です。
耳かきなどで耳の中をかいて傷ついてしまった場合などに、細菌が入り炎症を起こし発症します。
原因・症状
外耳炎は耳掃除のしすぎで起こるケースが多いです。
毎日耳掃除をしたり、爪などで引っ掻いたりすることで、傷がつき、そこから炎症を起こします。
外耳炎になった場合は、耳が痛くなります。ひどく腫れた場合は、聞こえが悪くなることもあります。耳たぶをひっぱったり、耳の入り口を押したりすると痛みが強くなります。
耳掃除のしすぎは良くないの?
耳には自浄作用が備わっているため、毎日耳掃除をする必要はありません。
気になれば数か月ごとにごしょの耳鼻咽喉科を受診し、掃除をしましょう。
治療について
まずは外耳炎の様子を診察したあと、局所の処置を行い、軟膏・点耳薬の外用と、抗菌薬や鎮痛薬の内服などを行います。