副鼻腔炎とは
鼻の周りには「副鼻腔(ふくびくう)」と呼ばれる空間があります。この空間でウイルスや細菌などによって炎症が起きている状態を「副鼻腔炎」と言います。
以前は「蓄膿症」という呼ばれ方もしていました。
原因・症状
副鼻腔炎は、風邪のウイルスや細菌、アレルギーなどにより、炎症が起こることで発症します。
副鼻腔炎になると、鼻づまりやドロっとした匂いのする鼻汁、また、頬や額など鼻周辺の痛み、顔の腫れ、発熱などの症状を認めます。
症状が落ち着いた後も何だかすっきりしない…という場合は、副鼻腔炎が慢性化している可能性があります。
鼻づまりや鼻汁などの症状が続く場合は、お早めに耳鼻咽喉科を受診してください。
治療について
副鼻腔炎は内視鏡やレントゲンなど詳しい検査をしなければ、診断ができません。まずは耳鼻咽喉科を受診してください。
慢性化した場合は、長期間の抗菌薬投薬や、吸入器で治療をするネブライザー療法を行います。
それでも良くならない場合は内視鏡を用いて手術をすることもあります。
副鼻腔炎の種類に応じて、ステロイドを中心とした治療を行うこともあります。
よくある質問
手術をした場合は1日で終わりますか?
手術の内容によりますが、大体1日で終了するものが多いです。
手術後は、経過を見ながら数回の通院が必要です。
詳細はご来院の際にご相談させていただきます。
また、ごしょの耳鼻咽喉科での手術が難しい場合は、
診察の際に総合病院をご紹介させていただきますので、ご安心ください。
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以前「原因不明」と診断されましたが、診察した方が良いですか?
症状がまばらな場合も受診いただけます。
受診時に症状を詳しくお聞かせください。
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薬だけ処方してもらえますか?
原則不可ですが、アレルギーの方などスムーズに診療できるよう配慮いたします。
診療時にご相談ください。
別の病院から変えたいのですが、薬は同じものをそのままもらえますか?
内容によりますので、お薬手帳などをご持参の上、ご相談ください。